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2006年11月 アーカイブ

2006年11月24日

時候のあいさつ:師走

12月

時候のあいさつ
現在では、新暦12月の別名として師走(しわす)と呼ぶが、元来は旧暦12月を、師走(しわす)と呼ぶ。
師走の由来は、主な語源説として、師匠の僧がお経をあげるため、東西を馳せる月として解釈する、師馳す(しはす)という説があるが、この説は、平安末期の色葉字類抄(いろはじるいしょう)に、「しはす」の注として説明されていて、現在の「師走」という漢字の意味も近く、有力に思えるが、師馳す説は民間語源で、この説から、師走という字が当てられたと考えられる。しかし、正確な語源は未詳である。


時候のあいさつ
* 霜寒の候
* はや師走を迎えました
* 寒冷の候
* 北風すさぶ季節
* 寒さもひとしお身にしみるころ
* 本年も余日少なく
* 年の瀬も押し迫り
* 初雪の便り
* 師走の候
* 寒気厳しき折から
* 年の瀬も押し詰まり
* あわただしい年の瀬
* 年末ご多忙の折
* 本年もいよいよ押しせまり
* 冬枯れの季節
* 初冬の候
* 寒冷のみぎり
* 歳末の候


時候のあいさつ:霜月

11月

時候のあいさつ
現在では、新暦11月の別名として霜月(しもつき)と呼ぶが、元来は旧暦11月を、霜月(しもつき)と呼ぶ。
霜月の由来は、文字通り霜が降る月の意味で、霜降り月・霜降月(しもふりつき)の略とする説が有力である。他に、食物月(おしものづき)の略であるとする説や、凋む月(しぼむつき)、末つ月(すえつつき)が訛ったものであるとする説などもある。


時候のあいさつ
* 向寒の候
* 暁秋の候
* 残秋の候
* 紅葉の候
* 向寒のみぎり
* 肌寒い日が続きますが
* 紅葉も色あせて
* 夜寒の折
* 落葉たく煙
* ゆく秋の寂しさ身にしみるころ
* 晩秋の候
* 落ち葉の候
* 初霜の候
* 小春日和のこの頃
* 深冷の候
* 暮秋の候
* 朝夕めっきり冷え込む
* 日増しに寒さが加わって
* 紅葉の美しい季節となりました
* 霜枯れの季節となり

時候のあいさつ:神無月

10月

時候のあいさつ
現在では、新暦10月の別名として神無月(かんなづき、かみなしづき)と呼ぶが、元来は旧暦10月を、神無月(かんなづき)と呼ぶ。
神無月の由来は、神を祭る月であるといところから、神の月とする説が有力とされている。神無月の「無」は、水無月と同じく、「の」を意味する格助詞「な」である。
中世の俗説には、出雲の出雲大社に全国の神様が集まるため、出雲以外には神様が居なくなる月として神無月といわれ、出雲国(現在の島根県)では、反対に「神有月・神在月(かみありづき)」と呼ばれる。


時候のあいさつ
* 秋月の候
* 秋涼のみぎり
* 中秋の名月
* 木々の梢も色づき
* 燃えたつ紅葉を見るにつけ
* 天高く馬肥ゆるの秋とか
* 中秋の候
* 錦秋の候
* 紅葉の便りも
* 灯火親しむ候
* 秋冷の候
* 紅葉の候
* 菊薫る候
* 名月の候
* 秋も深まり
* 秋もたけなわ

時候のあいさつ:長月

9月

時候のあいさつ
現在では、新暦9月の別名として長月(ながつき)と呼ぶが、元来は旧暦9月を、長月(ながつき)と呼ぶ。
長月の由来は、夜がだんだん長くなる月で、夜長月(よながつき)の略であるとする説が最も有力である。他に、稲刈月(いなかりづき)や稲熟月(いなあがりつき)、穂長月(ほながづき)が略されたものという説がある。


時候のあいさつ
* 初秋の候
* 新涼の候
* さわやかな初秋の季節
* 日増しに秋も深まり
* 秋の気配が濃くなって
* 初秋のみぎり
* 秋涼の候
* 灯火親しむ候
* 秋分の候
* 秋涼の候
* 秋霜の候
* 秋晴れ
* 灯火の下
* 爽やかな季節を迎え
* 朝夕は徐々に涼しく
* 実りの秋
* 新秋の候

時候のあいさつ:葉月

8月

時候のあいさつ
現在では、新暦8月の別名として葉月(はづき)と呼ぶが、元来は旧暦8月を、葉月(はづき)と呼ぶ。
葉月は、紅葉して木の葉が落ちる月で、葉落ち月や葉月となった説が有名である。他には、稲の穂が張る月で、穂張り月(ほはりづき)や、雁が初めて来る月で、初来月(はつきづき)という説などがある。


時候のあいさつ
* 残夏の候
* 残暑きびしい折
* 暑さもようやく峠を越したようですが
* 立秋とは名ばかりの
* 晩夏の候
* 立秋の候
* 納涼の候
* 暁夏の候
* 処暑の候
* 残暑の候
* 降るような蝉しぐれ
* 暦のうえでは秋ですが
* 土用あけの暑さは厳しく
* 夜空に秋の気配を感じるころ

時候のあいさつ:文月

7月

時候のあいさつ
現在では、新暦7月の別名として文月(ふみづき、ふづき)と呼ぶが、元来は旧暦7月を、文月(ふみづき、ふづき)と呼ぶ。
文月の由来は、短冊に歌や字を書き、書道の上達を祈った、7月7日の七夕に因み、文披月(ふみひらきづき)が転じたとする説が有力とされるが、七夕の行事は奈良時代に中国から伝わったとされており、元々日本にはないものであるため、稲の穂が含む月であるということから、含み月や穂含み月の意味であるという説もある。


時候のあいさつ
* 盛夏の候
* 暑さのきびしい折
* 例年になくきびしい暑さ
* 炎暑ことのほかきびしく
* 暑中お見舞い申し上げます
* 盛暑の候
* 大暑の候
* 涼気満点
* 風鈴の涼しい音色
* 土用丑の日
* 酷暑の候
* 炎暑のみぎり
* 猛暑の候
* 暑さ厳しき頃


2006年11月25日

時候のあいさつ:水無月

6月

時候のあいさつ
現在では、新暦6月の別名として水無月(みなづき)と呼ぶが、元来は旧暦6月を、水無月(みなづき)と呼ぶ。
水無月の由来は、梅雨明けで水が無くなる月であると解釈される場合が多いが、水無月の「無」は「の」にあたる連体助詞「な」であり、実際は「水の月」という意味になる。田植が終わって田に水を引く月であることから、水張月(みづはりづき)や水月(みなづき)で水無月と言われるようになったとする説が有力である。
新暦6月の異称として用いられるようになってからは、ちょうど梅雨時にあたるため、梅雨で天の水がなくなる月や田植で水が必要になる月といった解釈も行われるようである。


時候のあいさつ
* 日ごとに暑さが増す折
* 薄暑の候
* 立夏の候
* 向暑のみぎり
* 入梅の候
* 雲の晴れ間の青空も懐かしく
* 早苗田の美しい季節
* 山々の緑も濃くなり
* 初夏の候
* 向暑の候
* 梅雨の候
* 初夏の候
* 梅雨あけが待たれるきょうこのごろ


時候のあいさつ:皐月

5月

時候のあいさつ
現在では、新暦5月の別名として皐月(さつき)と呼ぶが、元来は旧暦5月を、皐月(さつき)と呼ぶ。
皐月の由来は、耕作を意味する古語「サ」が元となって、稲作の月として、「さつき」となった説や、5月は田植をする月であるから、早苗月(さなへつき)と言っていたのが短かくなったものという説がある。
日本書紀などでは「五月」と書いて「さつき」と読ませているため、神に捧げる稲という意味がある「皐」という字が当てられて、皐月になったと思われる。


時候のあいさつ
* 新緑の候
* 薫風の候
* 初夏の候
* 青葉繁れるこの頃
* 晩春の候
* 陽光の候
* 惜春のみぎり
* 若葉の候
* 五月晴れの好季節
* 向暑の候
* 新緑の色増す季節
* 立春の候
* 若葉の鮮やかな季節
* 風かおるきょうこのごろ
* 青葉かおるころとなりました


時候のあいさつ:卯月

4月

時候のあいさつ
現在では、新暦4月の別名として卯月(うづき)と呼ぶが、元来は旧暦4月を、卯月(うづき)と呼ぶ。
卯月は、卯の花が咲く季節なので、卯の花月の略とする説が有力とされているが、卯月の由来は別で、卯月に咲くから卯の花と呼ぶという説もある。
その他の説では、十二支の4番目が「卯」であるから卯月になったとする説や、稲の苗を植える月で、種月(うづき)、植月(うえつき)であるとする説、また、卯月の「う」は「初」「産」を意味する「う」として、一年の循環の最初を意味したとする説などがある。


時候のあいさつ
* 陽春の候
* 惜春の候
* 桜花らんまんの候
* 春光うららかな季節を迎え
* 満開の桜に春の日差しがまぶしく
* 春暖の候
* 春爛漫の候
* 春たけなわの候
* 温暖の候
* 桜花の候
* 春の装いも美しく
* 早くも燕が飛び交い
* 若草萌る好季節


時候のあいさつ:弥生

3月

時候のあいさつ
現在では、新暦3月の別名として弥生(やよい)と呼ぶが、元来は旧暦3月を弥生(やよい)と呼ぶ。
弥生の、生(おい)は、生い茂ると使われるように、草木が芽吹くことを意味するため、草木がだんだん芽吹き、いよいよ生い茂る月、木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)が詰まって「やよひ」となったという説が有力である。


時候のあいさつ
* 早春の候
* 春暖の候
* うららかな春陽の祈
* 初春の候
* 浅春の候
* 桜のつぼみもふくらんできました
* ようやく春めいてまいりました
* 日増しに春めいてまいりました
* ひと雨ごとに春めいてまいりました
* 暑さ寒さも彼岸までと申します
* 弥生の空美しく晴れわたり
* 浅春の候
* 雪解けの候
* 春まだ浅いこのごろ
* 春色にわかに色づき
* 日ごとに暖かくなって

時候のあいさつ:如月

2月

時候のあいさつ
現在では、新暦2月の別名として如月(きさらぎ)と呼ぶが、元来は旧暦2月を、如月(きさらぎ)と呼ぶ。
如月という名前の由来には諸説あり、寒さで着物を更に重ねて着ることから、着更着(きさらぎ)とする説が有力とされる。
その他、草木の芽が張り出す月で、草木張月(くさきはりづき)や燕が来る頃であるから、来更来(きさらぎ)、気候が陽気になる季節で、気更来(きさらぎ)、息更来(きさらぎ)が転じたとする説がある。


時候のあいさつ
* 残冬の候
* 晩冬の候
* 残雪の候
* 晩冬のみぎり
* 立春の候
* 立春とは名ばかりで
* 余寒厳しき折から
* 春遠からじと
* 桃の節句も近づいてきました
* 立春の候(立春は2月4日ごろ)
* 余寒の候
* 残寒去りやらぬ候
* 向い春の候
* 春寒の候
* 残寒なおきびしく
* 梅花もほころび
* 寒さもようやくゆるみ

時候のあいさつ:睦月

1月

時候のあいさつ
現在では、新暦1月の別名として睦月(むつき)と呼ぶが、元来は旧暦1月を睦月(むつき)と呼ぶ。
睦月という名前の由来には諸説あるが、その中で最も有力なのは、仲睦まじくする月から、睦び月(むつびつき)であるとするものである。他に、稲の実をはじめて水に浸す月ということで、実月(むつき)から転じたとする説や、元つ月(もとつつき)、萌月(もゆつき)、生月(うむつき)などの説がある。


時候のあいさつ
* 初春の候
* 厳寒の候
* 寒冷の候
* 寒さ厳しき折
* 新春の候
* 大寒の候
* 小寒の候
* 春寒の候
* 寒中お見舞い申し上げます
* 寒さひとしお身にしみて
* 寒気たえがたく
* 本格的な寒さとなりました
* 霜柱を踏んで
* 新春の喜び

2006年11月26日

時候のあいさつ

日本では、手紙を書くときに、

おなじみの拝啓や謹啓などの頭語から始まり、

敬具や敬白などの結語で、締め括ります。


頭語と結語はそれぞれ、組み合わせが

決まっていますので、対応した頭語と結語を組み合わせます。

一般的な例としては、
一般的 「拝啓:敬具」
丁寧   「謹啓:敬白」
などです。


その後の前文として、時候のあいさつを書きます。

時候のあいさつを手紙に入れると季節感があり、

四季の特長を織り交ぜた文章で挨拶を行うため、

とても風流で手紙を受け取った相手にも、素敵な印象を与えるでしょう。

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